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「石と僕」



1

去年から山に入って、石探しをしている。
こどもの頃から石が大好きで、
近所の会社の入り口に敷き詰められていた石が
いつもポケットに入っていた。
深緑色に白いキラキラした筋の入った石。
その石にもちゃんと名前があるって事がわかってきた。

冬になる前、手稲あたりの山道を散策していた。
ずっと下り坂の道で、歩くには少し、しんどい。
荒れた道の真ん中には、水の流れがあり、
いくつもの水たまりを作っていた。

あ~なんかこの場所、好きだな~

たまらなくそんな感じがして、
水たまりの中に手を突っ込んでみた。
次から次へと石を手にとってみた。
その中に、ハッとするように透き通った部分があった。

2

水晶だ!かすかにピンク色をしている!紫水晶?

僕がいいなと感じたその場所に、その石があった。
普段、電磁波まみれの生活をしているけれど、
まだ直感というものが生き残っていたのか。
なんだかうれしくなってきた。

また山へ行こう。

投稿:銀次(趣味は石と写真)

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